1.各エリア特徴と相場 > 2.すぐ見つかった理想の土地 >
3.大金が流れ出ていく > 4.住宅メーカーを選ぶ >
5.デザイン打合せは楽しい > 6.いよいよ着工
7.ついに入居、快適生活 > 8.外構と庭作り >
約半年間の間取りの打ち合わせを経て、いよいよ建物の建設が始まるタイミングになってきました。夏が来る前。そろそろ梅雨が始まる時期です。
着工前に、建物を建設する土地に関係者が集まります。
これまで一緒に打ち合わせを重ねてきたアキュラホームの営業担当、設計士、そして新たに建設責任者が加わりました。
地鎮祭を省略することをお願いしていたので、建設責任者と挨拶をした後、土地の4つの隅にお酒とお米を少量巻いて、無事に建設が終わることを祈願する簡易な儀式をしました。
その後、建設地の隣に住んでいる方のお宅を訪ね、これから工事が始まる旨、全員でご挨拶。隣人がどのような方なのか不安なところがありましたが、快く応対してくれてホッとしました。
めちゃくちゃ狭く見える
土地には建物が建つエリアを白い紐で囲ってありました。
図面ではなく実際に現地で見てみるとかなり狭く感じるものです。
建設責任者は、
「この状態が1番狭く見えるんです。ちゃんと図面通りに建ちますから」
と一言。
また、コロナとウクライナ戦争の影響で資材の調達などに遅れが出そうとのこと。
このご時世、避けようのない外部要因なので仕方がありません。
9月には新居に住めるスケジュールでしたが、少し遅れそうな状況です。
いよいよ着工
土地を覆っていた防草シートが撤去され、いよいよ仮設搬入が始まりました。
鉄柵で土地への立ち入りを防ぎ、建設業の許可票や工事期間などの情報が記載された大きな看板も掲げられました。
建設の進捗が楽しみで、毎週のように現地に足を運ぶようになりました。
徐々にですが作業が進んでいます。
基礎工事が開始され、コンクリートの流し込みが始まりました。
鉄の骨組みも組み立て開始。隣の家の進捗を確認するのも楽しい。
コンクリートで土台が固まっていきます。間取りの仕切りも確認できます。
ここにきて不安な進行に
建物の進捗が楽しみで毎週末、妻と一緒に土地を確認しに行っていたのですが、コンクリートで土台が固められてから一ヶ月ほど、何の進捗もない状態に。
建設責任者や設計士から、基礎を作ってからしばらくそのままの状態になると聞いてはいたのですが、少しづつ不安が募ってきます。
入居予定日は2022年の10月10日。このスケジュールも1度、後ろ倒しになったもの。
現在住んでいるマンションの管理会社には、退去日の一ヶ月前までに退去通知書を送らなければならないため、8月の中旬にスケジュール通りの日程で入居できるのか、念のため確認のメールを送りました。
ここから、特に、妻が不安と苛立ちを募らせていきます。
理由は下記。
・入居日確認のメールを送っても回答なし
8月中旬に確認のメールを送ってもアキュラホームから回答がないため、さらに2週間後にこちらから再度、確認のメールを送付。ようやく工期を確認する旨、連絡あり。
・再び回答が来ない期間が続き、結局延期
9月に入っても入居日の連絡が来ないため、9月6日に改めて3度目の進捗確認の連絡をメールで送付。
その翌日にようやく回答がきたが、建物の引き渡しは11月19日になるとのこと。
これで妻の不満と疑念が一気に高まります。
あらためて設定された11月19日の引き渡し日が、これ以上後ろ倒しにならないために、妻が対面での打ち合わせをさせて欲しいと打診しました。そこで工期の日程を定めた書面も提出して欲しいと。
僕としてもアキュラホームからの返信が遅い時点で、また後ろ倒しになるかもしれないと思っていました。
コロナ禍であり、ウクライナで戦争まで起こってしまったこの時期。不測の事態で工期が流動的になることも仕方ないと理解しつつも、連絡・説明が何もなかったのはマズイ。
打ち合わせ打診のメールを妻が送った翌日も返信がないことに対して、
「妻:普通さぁ」「僕:まぁまぁ」といったやりとりが増えてきました。
アキュラホームさん、ここからの巻き返し、期待しています。
妻1人で打ち合わせへ。一気に上棟
強烈な不安を抱えるようになってしまった妻が、アキュラホームに打ち合わせを打診。日程の候補日がきたのですが、どうしても僕のスケジュールが合わないため、妻1人で参加することになりました。
「本当に家立つのかしら。。」など、妻が悲観的なことを言うたびに「さすがに考えすぎでしょう」と励ます日々。
ただ、ここから一気に建設が進んでいきます。
落胆している妻と散歩がてら土地を見に行くと、コンクリートの上に木材が設置されていて、さらに数日後、アキュラホームの担当営業から「明日の夕方には上棟しますので」と連絡受けて確認しに行くと、建物全体が木材で組み上げられていました。
コンクリートで土台が作られてから、1ヶ月程度進捗がなかったのですが、木材が設置されます。
数日後、一気に建物全体が組み立てられました。
この進捗を見て、妻のテンションは一気にアップ。
「大工さんは一生懸命やってくれてるのよ!連絡が何もなかったから不安になってただけ!」
と言って鼻歌を歌いだす姿を見てホッと一安心。
妻1人で参加した打ち合わせでは、今後は別の担当者が連絡の窓口になって密にコミュニケーションをとっていくこと、また最終の引き渡し日が決定しました。
打ち合わせが終わった後も、土地を見にいく度に進捗があり、新生活を想像して心躍るようになっていきます。
窓も設置されている状態に。
建物の後ろから撮影したもの。
これから組み込んでいく資材はブルーシートなどで綺麗に包まれて置いてあるところを見て、その丁寧な仕事ぶりに妻の不安も解消していきました。
ありがとうアキュラホーム。引き続きよろしくお願いします。
一難去ってまた一難
建物の引き渡し日が2022年11月26日(土)で確定したので、翌日の27日(日)に引越しをすることに決定。
引越し業者の手配、現在住んでいるマンションの契約、電気・ガス・水道の契約解除など、諸々の手続きを早めに対応しておくことに。
そして残すは建物引き渡し時に支払う「引き渡し時金」の支払い。
ローン・支払い手続きを担当する妻が、アキュラホームの営業担当に最終の請求書と資金計画表を依頼したのですが、ここでまた妻が激怒することになります。
想定していた金額より明らかに高い。
なので、妻が仕事を終えてから過去の資金計画表と、アキュラホームから提示された最終の金額の整合性を、夜中までかかって読み解くことに。
その結果、大まかに言うと、
・単純ミスで同じ項目が重複して計上されている
・この費用は必要ない、と同意・決定していたものが、再び計上されている
・アキュラホーム側が吸収すると言っていた費用についての記載がない
など、不備・不明な点が散見される状態。
私たちにとっては大金。
それを支払うための大切な資料が、しっかり精査されずに提示されたことに対して、妻は再び強い怒りと不信感を抱きます。
その翌日、早速、妻は営業担当に電話で確認して修正したもらったのですが、泣きっ面に蜂のような事態に。
妻、再びキレる。建物の表示登記がない
引き渡し時金の支払い期日が迫ってきているので、会社員としての仕事をこなしながらアキュラホームとの調整も急いで対応する妻。
疲労困憊のなか、ようやく金額に合意でき、必要書類を労金に提示して、ローン実行の手続きをすることに。
しかしここで、労金から建物の表示登記がないことを指摘されます。
これがないと、ローンを実行できないと。
「建物の表示登記って何??」
妻も私もそんな状態に。表示登記が必要だということすら知りませんでした。
これは司法書士への代行依頼を伴う専門的な手続き。
支払い・引き渡しまで時間もない状況を見かねた労金のご担当が、アキュラホームの営業担当にすぐに連絡して調整してくれることに。
その結果、表示登記はアキュラホームが司法書士に依頼して対応することになり、担当することになった司法書士は、妻の会社にまで来てくれて手続きを開始。超特急で進めてくれました。
それでも登記の手続きが、支払い期日に間に合うかギリギリの状態。
妻は気が強い方ではないので、担当に直接怒りをぶつけることはしなかったのですが、怒りに震えながらこれらの経緯を僕に話していました。
妻はアキュラホームの営業担当と会話することに極度のストレスを感じるようになってしまったので、今後は僕が全て窓口になることに。
この建物の表示登記。
あらかじめアキュラホームが僕たちに説明・確認してくれなきゃダメでしょ〜。
ついに入居
建物の表示登記の手続きはギリギリ間に合い、無事にアキュラホームへの最終金の支払いも完了。
予定していた2022年11月27日(日)に念願だった新居に入居しました。
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