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※料理の内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。
2024.2.23
吉祥寺駅公園口から徒歩約5分。
東京千駄木で昭和24年に創業した食肉専門店「腰塚」が運営するビストロ。
店名の「1048」とは、腰塚の仲卸番号。長年精肉に携わってきた腰塚が厳選した国産高級黒毛和牛のステーキや、雑誌dancyuで逸品として紹介されたこともある名物のコンビーフなど、様々な肉料理を楽しめます。
入口。牛のロゴマークが目印。B1にあるので、階段を下っていきましょう。
B1の扉です。
牛、豚、鶏、鴨肉を様々な調理法で仕上げた料理が少しづつ盛られているオードブル。
初めてビストロ1048に来たら、必ず味わって欲しい1皿です。
ねっとりと滑らかな舌触りの鶏のレバパテ、筋繊維がプチプチ弾けるような食感のハム、そして口の中でふわっと溶けるようなコンビーフも楽しめます。
パテは香ばしくもちもちした食感の「プレーンピューレで作ったトースト」に乗せて食べると美味しさもひとしお。ワインとの相性も抜群です。
なかなかのボリューム。
メインのステーキは全てA4以上の国産黒毛和牛。
リブロース、サーロイン、ヒレ、シャトーブリアンなどを提供しています。メニューには各部位の味の特徴が記載されているので選びやすいでしょう。
写真はイチボの150グラム。脂の程よい甘み、プリッとした食感も楽しい。
ところで牛肉の等級として「A4」「A5」などの表記がありますが、これは日本食肉格付協会が、農林水産省から承認を受けた牛枝肉取引規格に基づいて決定しているもの。
アルファベットは歩留(ぶどまり)等級といい、その牛から商品となる牛肉がどの程度取れるのか評価したランク。AからCの3段階があり、Aが最高ランクです。
数字の部分は肉質を表しています。「牛肉の色沢」「牛肉の締まりときめ」「脂肪の色沢と質」「脂肪交雑(脂肪の入り具合)」の4つを総合的に評価したもの。1から5の5段階があり、5が最高ランクです。
ビストロ1048の和牛は、どれも最高級のものを使用していることになります。
オードブルの盛り合わせ、ステーキの他にも絶品料理が盛りだくさんのビストロ1048。
しっとりジューシーベリーハムステーキ。
メニューには「千駄木腰塚伝統の人気商品」と記載されています。
豚のバラ肉を豪快に巻いて作ったハムで、鉄板で焼いて提供されます。
なにより食感が凄い。見た目からは想像できないほどプリプリの弾力で、噛み切るのが気持ちいい。
プリッとした食感、ジュワッと広がる肉汁がとても美味しい。
1048特製ハンバーグステーキ。
上質な挽肉で作るハンバーグは肉感強めで食べ応えあり。彩鮮やかな野菜もたっぷり添えられています。
お皿の風合いまでとてもかっこいい。
メディアで取り上げられたこともある黒毛和牛とコンビーフの絶品たまごごはん。
コンビーフの塩味と、なろやかな黄身の味わいが絶妙に合わさっています。
ただ、オードブルの盛り合わせにもコンビーフが入っているので、注文する際には注意しましょう。
「またコンビーフだった」とならないように。
削りたてラスパデューラチーズのリゾット。肉以外の料理も楽しめます。
削りたてのチーズがたっぷりかかっていますが、見た目よりも軽い口当たり。
チーズの風味は芳醇ですが、ベタッと重くないのでパクパク食べることができます。
1048ピザ(コンビーフ)。
名物のコンビーフの塩味とチーズの相性がいい1品。青海苔の香りも良い。
生地はサクサクっとしたクリスピー感と、もっちりとした弾力も感じる仕上がり。
照明は控えめで、天井の木材などが高級な雰囲気を演出。大人の空間といった印象です。
デートなどにも最適でしょう。
メニューにも記載されていますが、ビストロ1048のロゴは、アートカリグラファー「fRAum(フラウム)」のヨウコ フラクチュールさんの作品。
よく見てみると「high quality beef」などの英字で牛の形にしていることが分かります。
入口付近には名物のコンビーフをはじめ、自家製ベリーハム、フランクフルト、ポークウィンナー、スモークしたソーセージなどがディスプレイされていて、購入することができます。
コンビーフは冷蔵庫に入れておくと固くなるので、食べるタイミングの15分前には、食べる分だけ取り出して常温に晒しておきましょう。店内で提供されるようなフワフワの状態になります。
自家製ベリーハムは分厚いので、半分の厚みにカットするのがオススメ。そして焼くだけで美味しい。
強火で両面それぞれ1分ずつ程度焼くと丁度いい。焼きすぎると美味しい脂身の部分が溶けすぎて旨味が減ってしまいます。
どれもビールやワインのお供にピッタリ。自宅で腰塚の商品を堪能するのも贅沢です。
腰塚の商品は下記のECサイトからも購入できます。
食感、香りなど、腰塚ならではの一味違う肉の旨味を堪能できます。
東京千駄木にある本店。店頭では特製アメリカンドッグも販売していて、休日になると多くの人で賑わいます。
訪問日:2024/1/28
kj
・料理/盛り付け/器 ★★★★★
どの料理もとても美味しい。さすが歴史ある腰塚のレストラン。
腰塚本店が千駄木にあるのですが、青春時代を上野で過ごしたこともあって愛着を感じています。末長く吉祥寺でも営業していてほしい。
・接客/雰囲気 ★★★★☆
オシャレで落ち着いた雰囲気。テーブル席は余裕をもって配置してあるので、食事をゆったり楽しめます。
ただ、週末の土日は比較的空いている15時くらいを狙って訪問することがあるのですが、スタッフの入れ替えの時間帯なのか、カウンター席で待機しているスタッフが突っ伏している姿を見かけたことが。
せっかく料理も雰囲気もいいので、客の視線をもう少しだけ意識してくれるといいなぁ。
ADDRESS
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-7-7 HULIC&New KICHIJOJI B1F
1-7-7 HULIC&New KICHIJOJI B1F Kichijoji Minamicho, Musashino-Shi, Tokyo
TEL (11:00-21:00)
0422-26-8629
+81-422-26-8629
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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店
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