長野駅から徒歩約20分。
善光寺に続く道沿い、大門町にある七味唐辛子専門店。
創業は江戸中期の1736年（元文元年）。初代室賀勘右衛門が、善光寺の堂庭（境内）で七味唐辛子を売り出したのが八幡屋礒五郎の始まりです。

現在では「三大七味」と呼ばれる3軒の暖簾の1つとなっています。
東京・浅草「やげん堀」、京都・清水「七味家本舗」、そして信州・善光寺の「八幡屋礒五郎」です。

店舗は「蔵」がモチーフで、平成20年に全面改装されました。
本店では全商品がラインナップされています。

思わず買っちゃうユニークな商品

スタンダードな七味唐辛子はもちろん、思わず手に取ってしまうような面白い商品もたくさんあります。
歴史ある金沢金箔入りの金箔七味、七味ガラムマサラ、「柿の種」ならぬ「七味唐辛子の種」、スパイスマカロンなども販売しています。

ガラムマサラは缶のデザインも可愛い。

思わず購入した金箔七味は、肉じゃがに振りかけたのですが確かにキラキラ輝く金箔がほどよく入っています。金箔を確認した時には「光ってる！」と食卓が盛り上がること間違いなし。

ITALY七味はレモン、バジル、パセリ、オニオン、ガーリック入り。まずバジルの香りがフワッとして、その後にピリッとした辛さもしっかり。
自宅でよく作るペペロンチーノにもピッタリ。

この風味は開封して空気に触れた瞬間から徐々に落ちていくそうなので、早めに使い切りましょう。
1度使ってしまうと、八幡屋礒五郎の七味がないと料理の味が物足りなく感じてくる中毒性あり。

好みの配合でブレンドも可能

店内にはカスタムブレンドエリアもあり、好みのスパイスを伝えてブレンドしてもらうこともできます。
ディスプレイには八幡屋礒五郎の七味唐からしの基本である唐辛子、辛味と香り両方を併せ持つ山椒・生姜、風味と香りの良い麻種・胡麻・陳皮・紫蘇の7つ以外にも、多くのスパイスが用意されています。
例えばレモン、コリアンダー、激辛のハバネロ、スコーピオンなどもあり。

ブレンドした後の味のイメージができない場合も多いと思うので、そんなときは「中華風の味わいのものがいい」など、ざっくりした要望をスタッフに伝えましょう。提案してくれます。

店舗前には七味缶ベンチもあり。ここに座って記念撮影する人も多いです。

キラキラ光る缶が綺麗でお手頃価格なので、お土産にもぴったり。

SNS

SNSでも吉祥寺情報を発信しています。
繋がりましょう。

発信者：高橋賢司
Webディレクター／吉祥寺 Kichijoji GO！運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

Instagram >　X・旧Twitter >　YouTube >