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安田屋本店(静岡)
YASUDAYA

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※料理の内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。

2025.3.18

静岡駅北口から徒歩約20分。北街道沿いにある蕎麦処。
1866年(慶応2年)創業。江戸時代から営業を続ける老舗です。
木鉢会所属店で唯一、東京23区外にあるお店。

 

外観

外観。青い暖簾にある「霧下そば(きりしたそば)」とは、標高500~700mの高原地帯で栽培されていて、昼夜の気温差が大きく霧が発生しやすい自然条件下で育った蕎麦のことだそう。

 

木鉢会一覧

入口を開けてすぐ左の壁には木鉢会の一覧が掲げてあります。
2025年3月時点で17店舗に訪問済み。安田屋本店で18店舗目。修善寺温泉に旅行に来た足で立ち寄りました。

 

立派な歴史と大衆感

長きにわたって蕎麦作りに専念してきた安田屋。歴史に名を残す偉人たちにも親しまれてきた由緒がありながら、格式ばらずに大衆感があります。

安田屋の公式サイトには次のような記載があります。
「幕末後静岡に居を移された徳川慶喜公や、勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟などの旧幕臣にもご贔屓にしていただいておりました」

 

黒板に書かれているメニュー

黒板に書かれているメニュー。この後ろは蕎麦を打つスペース。

 

賞状

静岡県知事からの賞状が飾られています。

 

感謝状

こちらは静岡県麺類業生活衛生同業組合からの感謝状。

 

手作りの感謝状

折り紙で作られた手作りの感謝状も飾られています。中央には、
「おいしいおそばありがとうございます。わらしな学園」と書かれています。
わらしな学園は、指定障害者支援施設。

 

店内

テーブル席と小上がりの座敷エリア。

 

個室エリア

店内奥には個室もあり。

 

二八、十割、更科蕎麦を楽しめる

メニューには下記の記載があります。
「大正時代より、3代目主人が国内最優秀の産地である、俳人一茶の里、信州・柏原の地において契約栽培を始め、以来現在に至るまで安定して最高のそば粉を入手」

上記の長野県で契約栽培したものを十割蕎麦に。また北海道産の蕎麦も仕入れ、それは二八蕎麦にと使い分けています。

 

駿河そば

駿河そば1750円。
本来であれば大御所(安田屋独自の名称。真っ白な更科蕎麦のこと)、茶っきり(抹茶を練り込んだ蕎麦)、せいろ(十割蕎麦)の3種類を楽しめるメニュー。
この日は大御所がなかったので、せいろ、茶っきり、きりした(二八蕎麦)の3種類でした。
どの蕎麦も瑞々しく、キリッと引き締まった仕上がり。角が立った口当たりが気持ちいい。

 

茶っきり

緑が綺麗な茶っきりは、抹茶の爽やかな香りが鼻に抜けていきます。

大海老天は揚げ過ぎず、海老の瑞々しさを残してあります。

 

湯葉せいろ

湯葉せいろ1650円。
十割蕎麦と湯葉のセット。

 

湯葉

湯葉は分厚くてプルプルです。

 

安田屋の1品料理

安田屋の蕎麦前は各種天ぷら、鴨焼き、いたわさなど、定番のメニューが10種類ほどあります。

 

桜海老かき揚

桜海老かき揚550円。
軽くて香ばしい。ビールにぴったりの1品。

 

親子煮

親子煮750円。
鶏肉、たけのこ、玉ねぎなどを玉子で閉じてあります。
しっかり出汁を吸ったたけのこの存在感も強い。

 

ざっくばらんな感想・クチコミ

訪問日:2025/3/15

kjの顔写真

kj
・料理/盛り付け/器 ★★★★☆
蕎麦、1品料理、どれも流石の美味しさ。
土曜日の14時頃に訪問したのですが、更科蕎麦やカツ丼がなかったり、注文したものが結構品切れだったことが残念。

・接客/雰囲気 ★★★★☆
和風の店内はとても綺麗にしてあります。
注文すると、厨房からご主人やその他のスタッフさんたちの元気な掛け合いも聞こえてきて活気のある雰囲気に。
ただ、皆さん、かなりご高齢で。後継がいるのかちょっと心配。

ADDRESS
静岡県静岡市葵区横内町53-1
53-1 Yokouchicho Aoi Ward Shizuoka Prefecture

TEL (11:00-14:30・17:00-20:30/WEEKEND:11:00-20:30)
054-245-0981
+81-54-245-0981

REGULAR HOLIDAY
水曜日・木曜日
WEDNESDAY・THURSDAY

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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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