観光地エリアとして有名な伊香保温泉石段街から徒歩約20分。
伊香保温泉最大級の高級温泉旅館。

じゃらんで予約して、会席料理・朝食バイキング付きで1人1泊28,600円。
思い切って奮発していきましたが、大満足でした。

客室は183室あり、最大収容人員は888名。駐車場には車500台、バス50台が駐車可能です。

豪華なロビーエリア

スタッフに出迎えられて入口の扉を抜けると、大きな生花が視界に入ってきます。とても綺麗。
「和ラグジュアリー」といった雰囲気で高級感あり。

ティーラウンジには8:00から18:00まで無料で利用できるフリードリンクバーもあります。
珈琲も美味しい。

ティーラウンジの奥の扉を進むと足湯エリア。目の前には鯉が泳ぐ池を備える日本庭園があり、贅沢な景色を眺めながら足湯を楽しめます。

広くて綺麗な客室

今回宿泊したのが710号室。

広くて綺麗な和室でした。

ソファエリアもあり。

窓からの景色。

布団ではなくベッドルーム。

洗面所。

温泉に入るので使いませんが、シャワーも設置されています。

贅沢。秋の会席料理

温泉と同じくらい楽しみにしているのが旅館の料理。
懐石料理をお願いしていたので、2Fの個室エリアで提供されます。

畳を綺麗に敷き詰めた廊下を通って個室へ。広々としたこの空間を歩いているだけで気分が高揚してきます。

とても綺麗な和室。食前酒と前菜が用意されています。

天坊オリジナルワイン食前酒、綺羅樹（きらじゅ）。キウイとラズベリーのワイン。
前菜：かに酢、鮎甘露、秋刀魚棒寿司、茄子オランダ、胡麻豆腐、焼き目栗、柿ゼリー寄せ、松茸菊花和え。

40歳を超えてから、美味しい前菜をつまみながらお酒をゆっくり飲む楽しみを覚えました。
どれも丁寧に作られていて美味しい。

吸物：土瓶蒸し（松茸、鳢、三つ葉、酢橘）。

松茸の香りが芳醇。贅沢です。

造り：鮑殻盛り、本鮪、鯛、ぎんひかり、帆立湯霜。

鮑のコリっとした歯応えが良くて驚きます。嫌な磯の臭いなども全くありません。

焼物：柿釜グラタン、鶏、海老、むかご、隠元、甘鯛幽庵焼き、玉子チーズ焼き、はじかみ。

くり抜いた柿を器にしたグラタンは初体験。柿の器ごと食べることができるので、とてもジューシーな口当たり。
甘鯛幽庵焼きのプリっとした食感も凄い。

強肴（しいざかな）：サーロインステーキ、きのこ3種（推茸、平茸、舞茸）しし唐、紅葉人参。
食事：松茸釜飯、味噌汁、漬物。

ステーキはしっとりジューシーでとても美味しい。これをおかずに松茸釜飯。至福のとき。

水菓子：クリームブリュレ、林檎ワイン煮、メロン。

最後はデザート。甘さが際立っていた林檎ワイン煮が印象的でした。

どの料理も美味しいの一言。
盛り付けもとても綺麗で大満足です。ビュッフェもあったのですが、奮発して個室の会席料理を選んで良かった。

広々とした大浴場

天坊では1000坪の敷地に建つ大浴場「天晴れの湯」と、天然記念物「三波石」600トンが置かれている「大岩風呂」を楽しめます。

天晴れの湯は「こがねの湯」と「しろがねの湯」の2つの温泉が出ていて、広々とした建物内の温泉エリアと、森の中にいるような感覚になる露天風呂エリアがあります。
露天風呂エリアには滝湯があったり、寝そべってお湯に浸かれるエリアがあったりと、趣向を凝らした構成になっています。

地下にある大岩風呂は、広い洞窟の中でお風呂に入っているよう。
こちらにも露天風呂エリアがあり、周囲は木に囲まれています。

この他にも2名程度で利用するのに最適なコンパクトな貸切風呂、家族で入るのにぴったりの広々とした貸切風呂などもあります。

チェックイン直後に、まず大岩風呂に入り、その後は夕食後と朝イチで天晴れの湯を堪能。
どちらにも周囲が気に囲まれた露天風呂を中心にお湯に浸かりました。森の中にいるようで最高の癒しに。
写真撮影が禁止されていたのが残念。

数多くある著名人のサイン

天坊の建物内には、著名人のサインが飾ってある廊下があります。
ビッグネームも多くて驚きます。

清野菜名、岡村隆史、北島三郎、山田邦子、山本譲二、道場六三郎、ピンクレディー、鳥羽一郎、小林幸子。

今は亡き小野やすし、三遊亭楽太郎、野村克也、八代亜紀、尾崎紀世彦。
桂米丸のサインには1975年2月3日の日付が記載されていて、天坊の歴史を感じます。

ここで記載した名前はごく一部。
まだまだ多くのサインが掲載されています。

ざっくばらんな感想・クチコミ

訪問日：2024/9/12

kj
・料理/盛り付け/器　★★★★★
すでに紹介した通り、大満足の豪華な会席料理でした。
松茸や鮑などの高級食材は、こういうときくらいしか食べないので、ゆっくり味わいました。
どれも美味しかった。

・接客/雰囲気　★★★★★
チェックイン、チェックアウトの時間帯には、笑顔が素敵な和服の女将がロビーに立っていて、様々なフォローをしてくれます。
帰り際、ロビーにある生花前で写真も撮ってもらいました。

また、チェックアウトの時間が近づくと、各部屋の掃除をするスタッフと廊下ですれ違うのですが、どのスタッフも挨拶をしてくれます。とても気持ちがいい。

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発信者：高橋賢司
Webディレクター／吉祥寺 Kichijoji GO！運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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