2023.3.6
千代田区神田錦町にある蕎麦処。
歴史あるお店で、公式ツイッターには下記のように書かれています。
「江戸三大老舗蕎麦屋の麻布永坂総本家更科堀井の唯一の分店。明治の初めに神田に店を開いてから蕎麦一筋」
では総本家更科堀井とはどのようなお店なのか?
公式サイトを覗きにいくと、
「本家の更科堀井は寛政元年(1789年)に麻布永坂高稲荷下に創業。
「更科」とは、信州そばの集散地だった更級(さらしな)の「級」の音に、領主だった保科家から許された「科」の字を当てたものと伝えられる」
と書かれてあります。
ここで看板商品として出していた白いそばが評判になり、各地に「更科」が増えていった、という説が有力のようで、総本家更科堀井は「更科そば」を生み出したお店、ということになります。
真っ白な更科そば
神田錦町更科も明治に開店した歴史あるお店。
総本家更科堀井の外観は格式のある雰囲気ですが、こちらは歴史を感じつつも入りやすい優しい趣があります。
「季節の2色せいろ」の白い方が更科そば。
そばの実の芯の部分だけを使って打つ真っ白なそば。ほんのりした甘みと、のどごしのよさが特徴です。
そばが長く、切らずに付け汁につけようとすると頭の上までそばを持ち上げなければならないほど。
これを一気にズズッとやるのがとても美味しい。
桜エビとごぼうのかきあげは、箸を入れるとどんどんほぐれていきます。
そのまま食べても良し、崩れた衣を付け汁に入れて「冷やしたぬき風」にしても美味しい。
価格は控えめでボリュームたっぷりのそばを堪能できます。
ちなみに支払いは現金のみになるのでご注意を。
入口の扉付近には下記のような粋な一文が書かれてあります。
「先祖伝来現金商売
そして旨い蕎麦を売れが家訓となっておりますので現金のみでお願いします。
ご迷惑をおかけして申しわけございません。」
ADDRESS
東京都千代田区神田錦町3-14
3-14 Kandanishikicho, Chiyoda Ward, Tokyo
TEL (11:00-14:30・17:00-19:00/SATURDAY:11:00-14:00)
03-3294-3669
+81-3-3294-3669
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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店
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