松本駅から徒歩約5分。
繁華街から少し離れたエリアにあるフレンチレストラン。
全部で約20席の小さなお店です。

チェックの赤いテーブルクロスが可愛らしい。
カジュアルな雰囲気ですが、料理はどれも絶品です。

ディナーはお任せコースのみ

長野旅行最終日の夜だったので、いいお店で美味しい料理を楽しみたい。
かなり時間をかけてリサーチしてブランシェを予約をしました。結果、ブランシェで良かった。

ディナーはメインの料理2種（肉・魚）を楽しめるコースと、1種類のみのコースがあります。

メイン料理1種類のコース（5000円）で、僕は肉料理、妻は魚料理でオーダー。
1品づつ丁寧に料理の説明をしてくれたのですが、しっかり料理名を覚えていないところもありますが、下記になります。

・前菜盛り合わせ
キッシュは表面のサクサク感が繊細。
サーモンは滑らかな舌触りでジューシー。かけられているソースがとても綺麗です。

・アワビとホタテのソテー
アワビの食感が印象的。その弾力、サクッと噛み切れる気持ちよさがいい。
これまでにアワビが美味しいと思ったことはあまりなかったのですが、これは美味しい。

・スープ
・平目のポワレ／牛フィレ肉のロースト
平目の上に鱗を模したポテトものせてあります。

・デザート
ぶどう以外は全て手作り。ケーキ、チョコレートのアイス、カラフルなマカロン。

マダム（奥様）の優しい接客

美味しい料理と、マダムの接客もいい。
まず予約するために電話したのですが、このときのマダムとのやりとりだけでも「いいお店」だと予感できます。話し方がとても丁寧で落ち着いている。

実はアラカルトで注文できるお店を探してたのですが、1人で調理を担当しているシェフを気遣うように、恐縮しながらコースのみしか対応できないことを伝えられて。
そこに気持ちいい優しさを感じて予約をしました。ここならコースでもいいと。

実際に訪問すると、イメージしていた通りの優しいお方。
付かず離れずのいい塩梅で接してくれました。

ちなみにしっかり準備をしてお客様を迎えたいとのことで、当日の予約は受け付けていないとのこと。

著名人も通う

デザートを食べ終えて、マダムと少しお話をしたのですが、びっくりするような著名人も通ってくれているとのこと。
長野・松本では毎年夏に音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル（OMF）」が開催されます。
この関係で、世界中から来日してくる音楽家や、主催者である小澤征爾も来てくれていたとのこと。

また、誰もが知る小説家もフラッと来ることがあるそう。
その際にも貸切にするようなことはなく、他の客と同じように食事をしていくんだそうです。

ネット上にはランチで提供しているオムライスの写真が多くあって。
これも美味しそうだったのですが、今回食べられなかったのは残念。
機会があったら今度はランチに訪問して食べてみたい。

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発信者：高橋賢司
Webディレクター／吉祥寺 Kichijoji GO！運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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