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※料理の内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。
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2025.2.10
1924年(大正13年)創業の老舗蕎麦処。木鉢会所属店。
荻窪駅から徒歩約10分のところにあります。
外観。過度な装飾がなくてシンプル。落ち着いた雰囲気。
店舗の真横には駐車場があり、30台も入ります。
荻窪駅近くにある立地の飲食店で、ここまで広い駐車場があるところも珍しい。
入口の扉を開けると左手には職人が蕎麦を打つスペースがあり、目の前には満席時に座って待機できる囲炉裏を模した待合スペースがあります。
こちらが小さな囲炉裏スペース。
囲炉裏の近くからは蕎麦打ちエリアも見えます。
店内を歩いていて感じるのが、とにかく通路が広くて歩きやすい。テーブル席同士の距離も十分に確保してあります。これは車椅子も通ることができるように、バリアフリー設計にしているため。
また多目的トイレもあり、乳児用のオムツ交換代も設置されています。
窓際の席からは綺麗な庭を眺めることができます。
これは盆栽作家として著名な中島信一氏が監修したもの。
庭に置く盆栽は毎月変えているそう。
週末の16時前後に訪問することが多いのですが、「5:30」などと時間が書かれた紙が置いてあるテーブルを多く見かけます。これらはすでに予約済みのテーブル。
17時を過ぎてくると席が埋まり始めるので、ディナータイムに行く場合はあらかじめ予約をすることをオススメします。
店内奥には広々とした座敷スペースが広がっていて、畳の上にテーブル、椅子が置いてあるスタイル。
あぐらをかく必要がないため、快適に食事を楽しめます。
美味しい蕎麦を提供するために40年以上、石臼自家製粉、粗挽き、手打ちをしている本むら庵。
その日に打つ分だけ石臼で挽いて粉にして「挽きたて、打ちたて、茹でたて」の「3たて」で風味豊かな蕎麦を提供しています。
せいろ蕎麦はかなり短いところが特徴的。歯応え、喉越しも良い仕上がりです。
驚いたのが田舎蕎麦1000円。多くの蕎麦処で太打ちの田舎蕎麦を食べてきましたが、本むら庵が最高に美味しい。
極太の蕎麦は香りが芳醇。弾力、歯応えも良く、噛んでいるとプツプツした食感まで感じて、蕎麦の実を丸ごと味わい尽くしているかのよう。
さらに、せいろも田舎も、ある程度時間が経っても瑞々しさを失いません。
箸で持ち上げるとずっしりとした重さを感じます。しっかり角が立った口当たりも気持ちいい。
蓬(よもぎ)そば1500円。冬に提供される変わり蕎麦で、3月中旬まで楽しめます。
よもぎの爽やかな香りが気持ちいい仕上がり。
5月に提供される茶そば。鮮やかな緑色がとても綺麗で、お茶の香りもふわっと感じます。
ツユを付けなくても充分美味しい。
こちらは夏の季節メニュー。アカモクそば1700円。
食物繊維フコイダンを豊富に含む海藻、アカモク(ギバサ)がたっぷり。青汁のような青臭さは全くなく、ワカメのようなほのかな香りを感じます。
山芋とオクラの粘り気と合わせてズズッとすするのが楽しい。これだけ具材が多いのに、カドのたった蕎麦の印象もしっかり。
大海老の天ぷらがドンと2尾のっている天重。
サクサクの衣とプリプリの海老の食感がいい。タレは甘さ控えめで香ばしさを強めに感じる仕上がりです。
普段は尻尾まで食べるのですが、この海老天の尻尾は分厚くて固いので食べませんでした。
お新香とお吸い物も付いてきます。
1年を通して楽しめるレギュラーメニューの他に、旬の食材を使用した季節メニューも充実しています。
どれも美味しくて、ついつい色々と注文してしまいます。
感動したのが冬の「季節のおすすめ品」の白子の石焼き2000円。
白子がジューシーで瑞々しい。大ぶりなので口の中が白子でいっぱいになり、一口噛むとエキスがジュワッと広がります。その後にパラパラっと振られているヒマラヤ岩塩の程よい塩味。最高に美味しい。
少し火が入っている部分はプチプチの弾力。絶妙な焼き加減。
牡蠣の松前焼き1800円。こちらも冬のメニュー。
羅臼昆布の上に大粒の牡蠣がのせてあり、味付けは醤油のみ。
絶妙な焼き加減で牡蠣の身が引き締まって味が凝縮。素材の美味しさが何倍も引き出されている印象です。
肉厚。
寒ブリの塩焼き-自家製フキ味噌添え1000円。
まず、盛り付けの美しさに驚きます。なだらかなS字で、切り身が立っている状態で提供される焼魚は初めて。
余計な脂はある程度落としてあって食べやすい。
鰹のタタキ。5月の季節メニュー。
旬の鰹を使用し、藁(わら)で燻して香り付けされています。
また、とにかく瑞々しくて滑らかな舌触りがとても気持ちいい。かけられているポン酢の酸味とシャキシャキのネギと合わせて、爽やかに楽しめます。
夏の季節メニュー。タコときゅうりの梅肉和え850円。
大きな旬の真ダコの食感がいい。梅肉の強い酸味とミョウガの爽やかな風味が夏にぴったりの味わいです。
枝豆880円。ブランド枝豆である天狗印の味線(みりょく)。
茹でたて熱々。大粒でポリポリした食感がとてもいい。噛むごとにほのかな甘みが滲み出てくる印象です。
板わさ800円。
鈴廣の焼き板。プリプリの食感。
おきつね焼き900円。
鴨肉が詰めてあります。フワッと盛られたネギも美味しい。
玉子厚焼800円。
出来立て熱々。優しいお出汁の香りが和みます。
鳥だんご970円。
軟骨入り。口の中でジュワッとする強めの衣も美味しい。
そば志るこ770円。
フタを開けると餡子の甘い香り。自家製粉そば粉で作った団子が入っています。
十勝産の大納言小豆を使用。
よもぎ団子450円。冬限定メニュー。
国産よもぎをたっぷり練りこんだ自家製で、よもぎの香りともちもちの食感が気持ちいい。
かなり弾力があるので「のど詰まりにご注意ください」と注意書きがあるほど。
訪問日:2024/8/24
kj
・料理/盛り付け/器 ★★★★★
今回も大満足。メニューに記載されていたアカモクそばの説明に「カドのたった蕎麦」と書かれていて。僕が好きな蕎麦はまさにこの感覚があって、思わず「そうそうこの表現!」と興奮してしまった。
・接客/雰囲気 ★★★★★
初めて盆栽が見えるテーブル席に案内してもらいました。
贅沢な空間で美味しい蕎麦を食べる。最高の時間です。
訪問日:2024/5/18
kj
・料理/盛り付け/器 ★★★★★
今回も田舎蕎麦を堪能。茶そばの綺麗な緑色にも感動しました。
鴨ロースは最高級の鴨ジャーキーといった味わい。噛むほどに鴨肉の旨さが出てくるような仕上がりです。
・接客/雰囲気 ★★★★★
この日は土曜日の16時に訪問したので店内はガラガラ。景色のいい窓際の席に案内してくれました。
ただ、各テーブルの上には「6:00」「5:00」など時間が書かれた紙が置いてあって、すでに夜の時間帯は予約でいっぱいになっていました。
帰る頃には満席になってたので、ディナータイムに行きたい場合は予約必須です。
訪問日:2024/1/19
kj
・料理/盛り付け/器 ★★★★★
素晴らしいの一言。蕎麦処の最高峰なのでは?
・接客/雰囲気 ★★★★★
外観、内観ともに歴史を感じる趣で上品な雰囲気ですが、老若男女、ワイワイ食事を楽しんでいる賑やかさもあり。スタッフは常に客席に気を配ってくれているので、目があって手を上げればすぐに来てくれます。声を張り上げて呼ぶ必要なし。
ry
・料理/盛り付け/器 ★★★★★
蕎麦前のつまみの種類が多く、どれも美味しくて、お酒が進んじゃいます。盛り付けもキレイ。メインの蕎麦は細でもしっかりコシがあり食べ応えあり。でも、一番感動したのが田舎そば。太い麺の中にわずかに蕎麦の実が混ざっていて、風味&歯触りが最高です!
・接客/雰囲気 ★★★★★
広い店内は手入れが行き届いていて、とても綺麗です。老舗の厳かな雰囲気かと思いきや、お子さんを連れているご家族も多くて、のんびりみんなで楽しめます。
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木鉢会の蕎麦処 >
ADDRESS
東京都杉並区上荻2-7-11
2-7-11 Kamiogi, Suginami Ward, Tokyo
TEL (11:00-21:30)
03-3390-0325
+81-3-3390-0325
REGULAR HOLIDAY
火曜日、第1第3水曜日
TUESDAY,1st and 3rd WEDNESDAY
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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店
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