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中国料理 仙ノ孫
SENNOMAGO

2023.2.6

西荻窪駅北口から徒歩約10分。
ミシュランガイドのビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)として掲載されたお墨付きの中国料理店。

店内はテーブル席が5つと、店内奥の半個室スペースがあります。

 

自家製調味料で独自の味わい

本ページの下部に、仙ノ孫のメニューに記載されている「こだわり」を全文掲載していますが、料理に使用する調味料や食材へのこわだりが凄い。

モットーは「医食同源」。食べることで健康になることを目指し、化学調味料は一切使用せず。
また漢方薬20種類を常備し、調味料やかくし味に使用。調味料はできる限り自ら作り、大分から有機野菜を取り入れています。

なので、仙ノ孫の料理はどれも独特の味わい。
香り高く、食材の食感が良く、とても美味しい。

 

名物の前菜「ヨダレ鶏」

メニューに名物と記載されているので注文したら、まず大量の胡麻とオレンジ色の美しさに驚きます。
常温の鶏肉はしっとりしていてサクッとした歯応え。添えてある豆は炒られているようで想像以上に香ばしく、皮はポテトチップスのようにパリパリです。

 

その他の料理も堪能

最初のヨダレ鶏で驚きましたが、その後に注文した料理も全てが印象的。
痺れ具合がちょうど良い麻婆豆腐、鶏出汁も感じる超濃厚なミニフカヒレ姿入り極上コラーゲンスープ、大きく口をあけないと入らないほど大ぶりの海老が美味しい大海老と卵のフワフワ炒め上海蟹ミソ上海蟹肉餡かけ、フワッと軽い仕上がりの四川風ピリ辛黒チャーハンなど。

まだまだ他の料理も食べたかったですが、ここで満腹に。

 

お酒の種類も豊富

後味スッキリのカラメルフリー紹興酒3年も美味しかったですが、その他にも他店ではなかなか見かけないお酒が充実しています。

紹興酒でいえば30年熟成の原酒を使用した希少価値の高い紹興老酒は何と18000円。
その他にも自家製薬膳種、朝鮮人参酒、チベット奥地の希少な黒クコの実酒、各種中国白酒など。

再訪して試してみたいメニューばかりです。

 

女将さんの迅速・丁寧な接客も凄い

1週間前に予約して、ようやく訪問できたのですが、開店時間の18時で既に満席。
約20人から一斉に入る注文を、漏れなく丁寧に捌いていく女将さんの接客が素晴らしい。
忙しくて目が回りそうな状況でも、小さなお子様がいる家族には赤ちゃん用の椅子もオススメするなどの気遣いもあり。

また、これだけ盛況でも料理が出てくるのが遅いと感じることも無し。
厨房で1人で鍋を振るご主人の手際の良さも凄いの一言。

 

ちなみに下記は仙ノ孫のメニューに書かれているもの。
中国酒の種類などは、初めて知ることばかりで勉強になります。

 

当店のこだわり

※以下、メニューに記載されてる文章をそのまま引用。

当店は「医食同源」食べる事は健康になるをモットーに化学調味料は一切使っておりません。
1、料理のベースとなるスープは、コラーゲンたっぶりのスープを作っております。
2、漢方薬20種類常備しており、調味料やかくし味に使用しております。
3、調味料は、自家製できるものは、手間をかけて1つ1つ作っております。
4、食材は安全な物を見極めて仕入れております。
野菜は四季を通して大分県より珍しい品機の有機野菜を取り入れおります。

油を沢山使う中国料理ですが、その油こそ香り、旨味を凝縮していると考えております。
その油も1つの食材として考えて調理しております。
当店では、辛い油4種、葱の油2種、鶏の油、山椒油、漢方薬15種類入った油
季節料理に合わせたそれぞれ油を作り、使い分け、味わい深い料理を提供しております。

大分から四季の旬野菜79種類
・春
スナップエンドウ、大サヤエンドウ、グリンピース、空豆、ターサイ、白パクチョイ、チシャトウ、コリンキー、ズッキーニ(黄、緑)、坊ちゃん南瓜、インゲン豆、水菜、筍(孟宗、麻竹、破竹)、梅酒、梅シロップ、菜の花

・夏
苦瓜(白、緑)、ミニトマト、茄子(白、翡翠)、万願寺、子供ピーマン、頂天唐辛子、岡ワカメ、ツルムラサキ、スイカ、レモン胡瓜、オクラ、枝豆、モロヘイヤ、花オクラ、黒ウリ、トウモロコシ、白胡瓜、長茄子、サラダ茄子

・秋
隼人瓜、白芋茎、インゲン豆、白パクチョイ、ターサイ、冬瓜、コリアンダー、ワサビ大根、銀杏、金木犀シロップ

・冬
黒丸大根、赤カブ、聖護院大根、青長大根、本心大根、人参(黄、紫、金時)、つぼみ菜、チシャトウ、芽キャベツ、春菊、ブロッコリー、高菜、下仁田葱、寒〆ほうれん草、原木椎茸、ちっちゃい菜、白パクチョイ、スイスチャード、ターサイ、ヤーコン、京芋、里芋、つくね芋、赤カブ、ジャガイモ(アンデス、インカの目覚め)紅菜花、キンカン、ケール

 

中国酒の種類

※以下、メニューに記載されてる文章をそのまま引用。

中国酒の種類は大きく分けて5つに分けられています
黄酒(紹興酒など)、白酒(アルコール度数の高い汾酒、五粮液など)、薬膳酒(スッポン酒など)、果実酒(フルーツ酒、ワインなど)、啤酒(ビール)

薬磨酒は、朝鮮人参やスッポン、香辛料など医食同源に基づいて体の悪いところに合わせて、それを補う成分の薬酒を中国では飲まれています。
当店ではその中でも最も飲みやすいスッポン酒と、薬酒の王様朝鮮人参酒、漢方薬10種を10年物の紹興酒に漬けた、オリジナル薬膳紹興酒をご用意しております。

白酒は、無色透明の蒸留酒で、種々の穀類のデンプンを酒麹で糖化発酵させ蒸留した高濃度のお酒です。白酒は、日本の焼酎のような淡白な風味のものは少なく、香りのきついものが多いです。白酒の原料コウリャン、大麦はどの地方でも生産できるため、中国全土で様々な種類の白酒が生産されるようになりました。
当店ではその中でも代表的な分酒、李庄、馬乳酒をご用意しております。日本の焼酎と中国の白酒は、蒸留酒で製法が同じなので強い味わいです。

紹興酒は、上海の紹興市で作られた物だけを紹興酒とよびます。正式名は黄酒と呼ばれてます。
北京で作られると北京黄酒、上海市で作られると上海黄酒と中国では呼ばれてます。
地方により甘味、辛味など違った味わいです。

紹興酒の故郷、浙江省はその名にさんずいが2つもつくほど水の都として有名です。
中でも水郷沢国と呼ばれた紹興市は、発酵を盛んにするミネラル豊富な水をもつ鑑湖という湖があります。

また世界で始めて稲作が行われた折江省浦江県があります。最高の水と米、まさに上質の紹興酒を作るために天から与えられた土地です。その紹興市で鑑湖の水を使い、3年以上の熟成品でないと紹興酒とは呼べません。

カメの文化は、3000年前ぐらいからあり、鉄分とカリウムが豊富な土で作られます。
鉄分が多いので、高温の1200〜1300度で焼き上げられ、セラミック状態になります。
そのカメで、10日ほども水につけた糯米(乳酸菌がここに繁殖して他の菌が入り込めない状態になります)を蒸し煮にして麹と水を加えて発酵させると紹興酒の完成です。

紹興酒は16種類以上のアミノ酸が、豊富に含まれているので健康的なお酒です。
当店では、カメ出し紹興酒10年を始め、クリア紹興酒、限定10年原酒カラメルフリー紹興酒、20年、30年物紹興酒、などご用意しております。

 

ADDRESS
東京都杉並区西荻北4-4-2
4-4-2 Nishiogikita, Suginami Ward, Tokyo

TEL (12:00-14:00/18:00-20:30)
03-3390-4808
+81-3-3390-4808

REGULAR HOLIDAY
月・火・水曜日
MONDAY,TUESDAY,WEDNESDAY

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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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