東高円寺駅から徒歩約10分。和田帝釈天の近くにある蕎麦処。
1955年（昭和30年）、製麺所に併設するかたちで「きそば満月」として創業。
2000年10月1日に「杉並まん月」としてリニューアルしました。

お店の外観。残念ながら外観補強工事中で見えなくなってしまってますが、入口の扉の上には木製の立派な看板が設置されています。

総席数は50席。テーブル席、掘り炬燵式の小上がり席、半個室が1つあります。

100種を超える美味＆ユニークメニュー

杉並まん月の凄いところは、バラエティ豊かな料理が100種類を優に超えているところ。
これだけの料理を提供する蕎麦処は滅多にありません。

蕎麦や蕎麦前、丼物など、蕎麦処の定番料理はもちろん、豊洲直送の鮮魚を使用した刺身や煮付けなどの海鮮料理、会津直送の馬刺し、鹿児島直送の黒豚の蕎麦しゃぶ、佐賀県産みつせ鶏を使用した各種料理なども楽しめます。冬はふぐ料理もあり。

ビールのお供に出てきたのが揚げ蕎麦。
サクサク感が軽くて美味しい。何気ない揚げ蕎麦がこのクオリティなので、他の料理も絶対美味しいはず。予想通りでした。

大海老上天せいろ2145円。
まん月蕎麦は二八蕎麦。キリッと引き締めてあります。
長くカットされているので、一気にすすって喉越しも楽しめる仕上がり。

口を大きく開けないと食べられない特大の海老の天ぷらが2つ。
野菜の天ぷらまで添えてあるところも嬉しい。

炎の炙り〆鯖1430円。
メニュー名の通り、バーナーで〆鯖を目の前で一気に炙ってくれます。

炙った後の〆鯖。ジュワッとジューシーな鯖に香ばしさがプラスされます。
それにしても銀色に光る鯖の切り身がとても綺麗。しかも美味しい。素晴らしい1品です。

板そばの刺身660円。
平にした蕎麦生地を茹でて、刺身に見立てた1品。とてもユニーク。
板そばはキンキンに冷やしてあって、ツルッとした舌触りとサクッとした歯応えが気持ちいい。ざらっとした粒感もあるので、蕎麦の実を丸ごと味わっているかのよう。
刺身と同じようにワサビ醤油で頂きます。

蕎麦生麩の二色田楽990円。
ふわふわねっとりした生麩の食感が最高。
茶色い濃厚味噌と、鮮やかなオレンジ色の柑橘系のタレ。2つの味を楽しめます。

大粒牡蠣フライ（2ヶ）770円。
ソース、タルタルソース、キャベツ付き。

ミニかつ丼990円。お新香付き。
「ミニ」ですが、なかなかのボリューム。誰もが美味しいと感じるスタンダードな味付け。

日本酒は常時90種、焼酎は40種類あり

まん月のメニューを見ると、全国各地から取り寄せた日本酒のラインナップに驚きます。
各ページには日本酒を勧める店主のメッセージも記載されていて、その日本酒愛を感じる内容になっています。
群馬の歴史ある町田酒造と提携して、まん月オリジナルの日本酒まで作っているところが凄い。
スタッフに利き酒師もいるので、日本酒に詳しくない方はオススメを聞いてみてもいいでしょう。

ざっくばらんな感想・クチコミ

訪問日：2024/11/16

kj
・料理/盛り付け/器　★★★★★
今回注文した6品、全て美味しかった。
他にも食べてみたい料理が山ほどあるので、蕎麦を注文する前に満腹にならないようにセーブするのが大変でした。
炎の炙り〆鯖は最高だったなぁ。

・接客/雰囲気　★★★★★
元気良く気持ちいい接客をしてくれます。
店内は清潔。テーブル席は余裕を持って設置されているので、ゆっくり落ち着いて食事を楽しめます。
土曜日の15時くらいに訪問したのですが、17時からは満席とのことでした。空いてるであろう時間帯を狙って行って良かった。

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発信者：高橋賢司
Webディレクター／吉祥寺 Kichijoji GO！運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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