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※料理の内容や価格は変更になる場合があります。参考としてご覧ください。
天きち
TENKICHI
2024.11.11
吉祥寺駅北口から徒歩約10分。
吉祥寺エクセルホテル東急(旧吉祥寺第一ホテル)の裏エリアにある天ぷら専門店。
店内はカウンター6席と、4人がけのテーブル席が1つのみの小さなお店。
カウンターの目の前に天ぷらの揚場があります。
天ぷらの名店、天一出身のご主人
天きちの入口に掲載されているご主人の経歴。銀座天一で30年のキャリアを積んだと記載されています。
天一とは銀座に本店を構える天ぷら専門店で、1930年(昭和5年)創業の歴史と格式あるお店。
戦前から政財界などの要人が通い、武者小路実篤、志賀直哉など白樺派のサロンとしても親しまれてきた、と天一公式サイトに記載されています。
店舗は全国にあり、東京では銀座三越店、日本橋三越店、日本橋髙島屋店、ザ・ペニンシュラ東京店など、展開しているのは一等地ばかりの高級店です。
そんな名店出身のご主人ですが、物腰柔かな印象の方。とても丁寧に接してくれます。
一緒にお店に立つ女将さんとのやりとりは少しだけ「べらんめえ口調」があって、下町の雰囲気もあり。
衣と具材の一体感。フワッとした印象も
上天丼2200円。
海老、野菜(アスパラ、茄子)が2つずつ、メヒカリ、小海老と貝柱のかき揚げがのっています。
タレは色が濃いところが特徴的。ご飯は少し柔らかい仕上がり。
カウンター席から注文すると、ご主人が目の前の揚場で手際よく天ぷらを揚げていきます。
衣はサクッとした香ばしさに加えて、フワッとした軽さもあり。衣と具材のバランスがよい印象。
また赤だしの味噌汁は濃厚で香り豊か。お新香も風味がしっかり。
丼から具材がはみ出るような「SNS映え」した派手な盛り付けもいいですが、この上品な仕上がりの天丼もいい感じです。
ざっくばらんな感想・クチコミ
訪問日:2024/11/8
kj
・料理/盛り付け/器 ★★★★☆
40歳を過ぎて、ボリュームを求めなくなった僕にとっては適量。丁度いい。上天丼でも胃がもたれるような感覚は無し。
ただ、メニューにはかき揚げの内容として「小海老、貝柱」と記載されているのですが、貝柱が入っていなかったような。海老しか感じなかったのは気のせいか?
ちなみに天一本店の天丼の価格は6000円です。
隣に座っていた老紳士は常連のようで、席に座っても何も注文しない。ご主人がボソボソっと何か言うと、軽く頷く程度のやり取り。その後は順番に揚げたての天ぷらを食べていって、ご飯は提供されてなかったような。天ぷらだけの常連メニューなのかも。
僕も20年後はご飯を必要としなくなるのか?今はまだめちゃくちゃ美味い。
・接客/雰囲気 ★★★★☆
店内はとても綺麗。そして常連が多いです。
この日はテーブル席に座っていたご高齢のご婦人たちと女将さんが話していて、
「特養(特別養護老人ホーム)がねぇ、高いのよ。月17万くらいかしら。。」「あらそうなの?」みたいな会話をしていてほっこり。
そんな女将さんは会計のとき「領収書出す?名前は書かないわよ」とバッサリ。こんな我が道を行く感じの対応も嫌いではありません。
ADDRESS
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-7-13
2-7-13 Kichijoji Honcho, Musashino-Shi, Tokyo
TEL (11:00-14:30/17:00-20:00)
0422-21-8611
+81-422-21-8611
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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店
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