昭和53年に吉祥寺で営業開始。
北海道産の蕎麦粉のみ使用するこだわりの蕎麦を提供しています。薄暗い地下にあるので入店を躊躇うかもしれませんが、人気のお店です。

場所は吉祥寺駅公園口を出てすぐ。
入口が分かりづらいので注意しましょう。バス通り沿いに「ほさか」と書かれた小さな看板が立っていて、近くにある階段を降りた地下1Fにあります。

せいろ（細打ち）、田舎（太打ち）を基本に、ごま、しそ、柚子、茶蕎麦、白雪、桜蕎麦など、旬の素材を練り込んだ変わり蕎麦もあります。
その日に提供される変わり蕎麦は、入口に記載されます。

色々な蕎麦を1度に堪能できる

細い蕎麦、太い蕎麦、季節によって変わる「変わり蕎麦」を、1度に楽しめるメニューがあり、2種類であれば「2色もり」。3種類の「3色もり」まであります。

3色もり1490円。
細い「せいろ」と太い「田舎」の喉越しや香りの違いを楽しめます。
ほさかの「せいろ」は細くて柔らかいので、かなり繊細な印象です。
3種類のうち1つは店内の壁に記載されている「本日の蕎麦」の中から好きなものを選びます。

2色もり950円。田舎とせいろの組み合わせです。
田舎は極太で蕎麦の味、香り、歯応えがしっかり。蕎麦つゆにつけてズズッといけば、口の中は蕎麦でいっぱいに。噛みごたえもあってとても美味しい。

納豆1230円。
「せいろ」か「田舎」を選べますが、田舎で注文。
粒の大きい納豆と太い田舎蕎麦を混ぜて、勢いよくズズッといくのが気持ちいい。食べ応えあります。

つけとろ1160円。
たっぷりの山芋と、うずらの卵まで付いてきます。こちらも太い田舎で食べるのがいい。

変わりそば

季節の食材を練り込んだ変わりそばも楽しみの1つ。その日に提供している変わりそばは、入口や店内の壁に書かれています。
「しそ切り」「ごま切り」「白雪」「ゆず切り」などがあり、どれもその食材の香り、味をほのかに感じることができる仕上がり、
例えば「しそ切り」は綺麗な緑色の蕎麦。「ゆず切り」は黄色。それらの素材の香りがほのかに鼻に抜けて上品な味わいです。

蕎麦前メニューも充実

蕎麦以外にも1品料理が充実しているので、昼からお酒を楽しむ常連客の姿も多いです。
定番の板わさ、鴨焼き、天ぷら盛合せ、若鶏の唐揚げなど、約20種類のメニューがあります。
これらで1杯やりながら、最後に蕎麦でシメましょう。

天ぷらの盛合わせ1800円。若鳥の唐揚げ（大山どり）750円。

梅しそサンド（小田原・鈴廣）920円。
プリプリの鈴廣のかまぼこに、キリッとした酸味の梅肉がサンドされています。

ほさかの理念

現在のメニューには記載が無くなってしまいましたが、以前のメニューには「心・技・体」ならぬ「心・技・味」と題して、下記の理念が書かれていました。

■ほさかの「心」
私たちは、懐かしい日本の味、平安古来の時代から脈々と日本人の心に受け継がれてきた「蕎麦のある生活」を、多くの人たちに伝え続けていきたい。
そう思いながら、真摯に蕎麦を打ち続けます。

■ほさかの「技」
手打ち蕎麦の老舗、足利「一茶庵」片倉先生の門家、味を受け継いでいます。
昭和53年に吉祥寺で開業以来、40余年腕を磨き続けています。
出汁は鰹を贅沢に使い秘伝の返しにより、香り良く、蕎麦との相性も抜群です。
さらに北海道産の粉を製粉したもののみ使用しています。

■ほさかの「味」
名物「5色蕎麦」は、ほさかならではの味です。
手打ち細打ち、太打ち、各種蕎麦の種類も豊富です。
蕎麦のある食を一層楽しんでいただきたく、お酒に合うおつまみメニューも豊富に取り揃えております。

ざっくばらんな感想・クチコミ

訪問日：2024/1/14

kj
・料理/盛り付け/器　★★★★☆
蕎麦前にぴったりの1品料理が充実してるところがいい。休日の15時くらい、比較的空いてる時間帯に蕎麦前でビール飲んでいるときは至福です。もろきゅうの盛り付けが綺麗なところが印象に残ってます。
蕎麦は太い田舎蕎麦が好み。

・接客/雰囲気　★★★☆☆
キビキビと対応してくれます。
「ほさか」はB1で、ビル自体が結構古い印象なので、人によっては暗くて入りにくいと思ってしまうかも。

ry
・料理/盛り付け/器　★★★★★
毎回、変わりそばが楽しみです。柚子が風味が良くてお気に入りです。

・接客/雰囲気　★★★★☆
ゆっくり一人で、お酒とつまみ、お蕎麦を楽しめます。居心地良いです。

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発信者：高橋賢司
Webディレクター／吉祥寺 Kichijoji GO！運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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