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築地さらしなの里
SARASHINANOSATO

2023.5.31

築地駅からすぐ。
創業1899年(明治32年)。木鉢会所属の歴史ある蕎麦処。

店内は1Fだけでなく2Fもあり。2Fには座敷エリアもあります。

 

白が綺麗なさらしなそば

さらしなの里では4種類の蕎麦を提供。
二八の手打ちそば、十割の生粉打ちそば、季節の変わりそば、そして真っ白なさらしなそばです。

さらしなそばは、蕎麦の実の中心部分のみを取り出した真っ白な粉を使用したもの。
箸で持ち上げるとサラサラと解けていきます。サクッとした歯応えが良く、優しい味わい。

 

毎月異なる変わりそば

「変わりそば」とは、さらしなそばに季節の食材を混ぜ込んだそばのこと。
江戸時代から更科一門独自の技術として100種類ほど伝えられてきたそうです。

さらしなの里では、下記の通り毎月異なる変わりそばを提供しています。
※内容は変更になる場合もあり

1月:桜海老、2月:金柑、3月:よもぎ、4月:桜葉、5月:茶そば、6月:レモン、7月:トマト、8月:紫蘇(シソ)、9月:青柚子、10月:栗、11月:芥子(カラシ)、12月:柚子

さらに七夕には笹、冬至には南瓜(カボチャ)の変わりそばを提供。
これだけ多くの変わりそばを提供する蕎麦処はなかなかありません。

写真の緑色のそばは、5月に訪問したので茶そばです。
鮮やかな緑色がとても綺麗。茶の香り、風味も芳醇です。

 

衣も食べ応えある天ぷら

天ぷら盛り合わせはボリューム満点。
衣は分厚く纏わせてあるのが特徴的で、衣そのものも美味しい。サクッとした食感と共に、築地市場直送の海老、各種野菜の味を楽しめます。

ちなみに海老は胴体部分と頭の部分を分けて揚げてあり、頭の部分には味噌もしっかり入ってました。

 

紆余曲折を経て現在の地で営業

真っ白な更科蕎麦を生み出した総本家である麻布永坂「更科」。
そこで蕎麦職人として働いていた明治9年生まれの赤塚善次郎が、初の支店を開業しました。
その後、店名も変えながら深川佐賀町、牛込神楽坂などに移転し、2003年(平成15年)5月に現在の地で営業を開始します。

現在は4代目店主・赤塚滋行さんが暖簾を守っています。
さらしなの里の歴史詳細は下記に記載されています。

> さらしなの里・公式サイト「当店の歴史」

 

ADDRESS
東京都中央区築地3-3-9
3-3-9 Tsukiji, Chuo Ward, Tokyo

TEL (11:00-22:00/SATURDAY:11:00-15:00)
03-3541-7343
+81-3-3541-7343

REGULAR HOLIDAY
年中無休
24/7

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発信者:高橋賢司
Webディレクター/吉祥寺 Kichijoji GO!運営
吉祥寺在住。吉祥寺の飲食店情報を中心に発信。ときどき西荻、三鷹、中央線、全国の美味い店

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