吉祥寺駅北口にあるハモニカ横丁。吉祥寺の人気エリアの1つです。
終戦後に闇市として始まり、魚屋、干物屋、八百屋、赤飯、漬物屋など食材を販売する小さなお店が密集していました。その様子がまるでハーモニカの吹き口のように見えるということで「ハモニカ横丁」もしくは「ハーモニカ横丁」と呼ばれるようになったのです。
ちなみにGoogleマップには「ハモニカ横丁」と表記されていますが、武蔵野市観光機構が発行するエリアマップには「ハーモニカ横丁」と記載されています。あくまで通称なので、どちらでも間違いではないようです。
現在でも闇市時代の雑多な雰囲気を残したまま、オシャレな洋服屋、雑貨屋、立ち飲み屋、横丁ができた当時から営業している干物屋などが所狭しと軒を連ねています。リーズナブルで個性的なお店が多く、「流し」のミュージシャンも活動しています。
ハモニカ横丁は昼間から営業しているお店もありますが、活気づくのはやはり夜。
1人で歩いていてもお店の中から店員さんが元気良く声をかけてくれますので、「1人飲み」もしやすいでしょう。
立ち飲み屋も多くあり、仕事帰りのサラリーマンから学生まで和気藹々とお酒を楽しんでいます。
